もくじ
アガスティアの葉とは?
アガスティアの葉は、紀元前3000年頃に生きたとされる“アガスティア聖者”によって記されました。彼は、現代の医師が血液の脈を診て体の状態を判断するように、未来の私たちのために“魂の脈”を読み、人生の道しるべを書き残したといわれています。
この葉は「ナディ(脈という意味も持つ)」と呼ばれ、インドでは「アガスティア・ナディ」と呼ばれています。時間と共に劣化するため、1108年に一度書き写されながら代々受け継がれてきました。幾世代にもわたり守り続けられてきたその葉を、今こうして聞くことができるというのは、まさに奇跡といえるでしょう。
インドの歴史からみるアガスティアの葉
アガスティアの葉以外にも様々な聖者達が残した葉があります。中には、未だ実在が確認されていない葉も多くあると言われています。
アガスティアの葉、ヴァシスタの葉、ボーガルの葉、ダンヴァンタリの葉、シヴァ・ワッキャの葉、アティーディ・ジーバの葉、ヤマの葉、ブラフマの葉、ジーバの葉、ガルーダの葉、スガルの葉、カウシカの葉、シヴァ・トゥリヤの葉、マハ・シヴァ・スクシャの葉、カカ・ブジャンダルの葉など…
これらの葉には、天文学、物理学、生理学、医学、神に捧げる詩、自らの霊的体験など、聖者たちが数千年前に記したさまざまな叡智が記録されています。ヤシの葉のほか、銅板や石碑に刻まれたものもあります。
こうした文化は、かつての日本において木の板や巻物に知恵を記していた伝統とも共通する面があると考えられるでしょう。
記憶にまだ新しいコロナウイルスについても、ボーガナタルという聖者(中国で老子と呼ばれている)が約2500年前に明言していたという事もインドでは話題になっていました。
アガスティアの葉の“1章”には何が書かれている?
アガスティアの葉の1章では、あなたの魂がこの人生で果たすべき使命や、人生の流れ、注意すべき時期などが語られます。内容は一人ひとり異なりますが、実際には次のようなことが書かれていた方もいます:

【使命】魂の本来の流れを思い出す
多くの人は、前世で果たせなかったことを今世の使命として持って生まれてくるといわれています。しかし、現代に生きる私たちは、自分の使命を忘れてしまっていることも少なくありません。
ときには「良かれと思ってやっていること」が、実は魂の本来の流れに反しているということもあります。葉を通じて、今世で果たすべき使命を思い出すことで、人生の方向性が定まりやすくなります。
今世でも使命を果たせないと、来世へ持ち越しになってしまい、とてももったいないです。
【アドバイス】人生を開く行動や方向性
成功するためのポイントは人それぞれ異なります。
たとえば、ある人には「人とのつながりを大切にすること」が重要で、それが仕事のチャンスにつながるといわれることもあります。別の人には「一人の時間を大切にすること」が必要で、そこからインスピレーションが湧き、成功を手にすると示される場合もあります。
自分ならではの成功の近道を知ることは人生の効率を高めてくれます。
また、本人が自覚していなかった才能や資質が明らかになることも多く、自分の可能性を最大限に生かすヒントにもなります。これまで気づいていなかった本来の能力や向いている分野を知ることで、自分らしい生き方への道がひらけます。
【直すべき傾向】魂の成長を妨げること
アガスティアの葉では、長所・才能だけではなく、直すべきことも教えてくれます。これらの性格もカルマが影響してきています。目をそらしたくなりがちですが、直すべきところにも着目することで使命を果たしやすくなります。
カルマの解消をすることによって飛行機に乗るたびに遺書を娘さんたちに書くほどの不安症が直ったという方もいました。
【人生の流れ】注意点やアドバイス
具体的な年齢とともに注意点やアドバイスが記されています。今がゆっくり歩む土台を作るべき時なのか、大きくチャレンジをすべき時なのかが分かります。
予め、どの時期に何が起きるかを知ることによって、悪いことを避けてより良い道を選ぶことが出来ます。
未来を知りたくないという方もいますが、私たちには自由意志もあるため、未来を変えていくこともできます。
※確定した未来ではない
アガスティアの葉では未来の流れについて言われます。
しかし、私たちには自由意志があるため、「やった方が良いと言われた事をやらない」「やってはいけないと言われた事をやる」という選択をすることによって、その後の世界線も変わってしまう事があります。それに気付かず、アガスティアの葉は当たらないと仰る方もいらっしゃいます。
どの時期にどのようなことに気を付ける必要があるのか、その解決策も葉の中で言われることがありますので、そのヒントを活用したり、13章のカルマの解消行ったりすることによって、大難を小難にすることもできます。
ここで言われる内容は大まかな流れですので、具体的に(仕事・健康・家族など)知りたい場合には、2章以降の章で詳しく聞くことで知ることが出来ます。
リーディング後のフォロー
特に初めて聞く方には、専門用語が多いため、内容を咀嚼し、実生活に落とし込むためには、
日本人のサポートがあるかどうかが大切です。
オンラインでも本物のアガスティアの葉とつながることは可能です。だからこそ、信頼できる主宰者を選ぶことが、最も重要なポイントです。
私は、日本人の主宰者として、現地のナディリーダーと連携し、300人以上の方のフォローを行ってきました。アガスティアの葉のリーディング内容を元に個別に資料を作成し、実生活に落とし込めるようサポートを行っています。


“13章”には何が書かれている?
13章では、今世に一番影響を与えている悪いことをしてしまった過去世についての物語が言われます。
どの国のどんな家庭に生まれて、どのような仕事をしていたか、そしてその人生の中でどのような悪いことをしてしまったのかについて言われます。
ヒプノセラピー(過去世療法)を受けた方や、行う側の方からも、「こんな過去世、初めて聞きました」という驚きの声がよく上がります。つまり、ヒプノセラピーなどで見た過去世が、必ずしも「今世で一番影響を与えている過去世」というわけではない、ということもあるのです。
過去世に何をしたかによって異なりますが
実際にあった例として、
カルマ解消の儀式
過去世の物語が言われた後、その悪いカルマを解消するための儀式について言われます。
これらはご自身でインドに直接行って行う事も出来ます。当方では、代行での実施を推奨しておりますので、ご希望の方は代行費用をお支払いお申込みいただくと、インドにて儀式を行っていただけます。
カルマの解消は決して強制は致しません。なぜなら、“想い”が大切になるからです。
カルマの解消をお寺にお願いする場合、人にもよりますが、20万円くらいの費用が掛かります。この費用についても、どのような心でこのお金を支払うかが大事だといわれています。
例えば、儀式を行うための牛乳やウコン水、バラ水、蜂蜜、ヨーグルトなどを購入するために使われるので、その牛乳を作っている方、牛を育ててる方にもその恩恵が行くことになります。これを行えること自体が、幸せなことだと心から感謝をしてカルマの解消をすると、より良い形でカルマの解消ができると言われています。
自分で行うカルマ解消
ご自身で唱えていただくマントラについても記されています。
マントラでカルマの解消かと思われる方もいるかもしれませんが、実際にマントラを唱えるごとに変化を感じていった方、病気が軽快していった方も目の当たりにしました。
更に、マントラは脳への効果も科学的に明らかになっています。
調査したのは、スペインのバスク認知脳言語センターのジェームズ・ハーツェル博士チームです。
左右の脳の灰白質(記憶力・集中力・判断力を司る)が全体的に10%大きく、
大脳皮質(思考力・問題解決力・創造力を司る)もかなり厚くなっていました。
海馬(記憶や空間の把握を司る)の右側も灰白質が大きくなり、海馬の75%を占めていました。
ハーツェル博士は「海馬がこれほど拡大した様子を示す研究はこれまでに見たことがない」と述べています。
サンスクリットのマントラ(暗唱)で脳灰白質が増加 | トウドウ (ヴェーダプラカーシャ)オフィシャル
“14章”には何が書かれている?
今受けている様々な「悪いエネルギー」から身を守るお守りの作り方(代行で依頼できるもの)も、葉には示されます。
例えば、過去世の被害者からのエネルギー、今世の両親やその先祖から受ける因縁、身近な人や過去の恋人からの恨みや嫉妬など、影響の種類は様々です。離婚経験のある方の中には、「元パートナーからの因縁」が影響していると葉で告げられたこともあります。
先祖の因縁はその家系によって異なります。
実際にあった例として、
そうしたそれぞれの状況に応じて、「その方だけの特別なお守りの作り方」が葉に記されているのです。
そのお守りの作成は、通常、次のように行われます:
- 朝と夕方それぞれ新しいお供え物を用意し、
- その方のためだけに1008回のマントラを唱えながらお花を捧げる、という儀式を、約192日間(半年以上)毎日続けます。
この特別なお守りの作成費用は約20万円となりますが、日本の神社などのお守りと比べても、「祈りの期間」「規模」「個別性」において大きな違いがあることは明らかです。
アガスティアの葉が良い理由
他にもたくさんの聖者が書いた葉があることを紹介しましたが、この時代にアガスティアの葉が良い理由があります。
インド哲学では、今は「カリ・ユガ」と呼ばれる時代にあたります。 これは仏教でいう「末法の世」ともにており、「暗黒期」です。正しい教えが届きにくく、嫉妬や憎しみ、欲望が渦巻く時代です。
ユガとは、インド哲学における4つの時期からなる時代の名前です。
最初が「サティア・ユガ」、そして「トレーター・ユガ」、次に「ドヴァーパラ・ユガ」、最後に「カリ・ユガ」があり、今はこの時代です。
カリユガ(暗黒期)の特徴
このような混乱の中では、人々は自分の使命を見失いやすくなります。だからこそ、アガスティア聖者は今この時代のために、未来の私たちのために葉を書いたのです。
カリ・ユガの後半から次時代へ向かう過渡期には、「魂の覚醒と再発見」が、多くの人々のテーマとなるとされます。
アガスティアの葉は、物質的豊かさが増す一方で、心の混迷・不安・疎外感が増大し、真実から離れてしまうこのタイミングで、
「本来の魂の意味や進むべき方向性」を思い出し、楽しみながらこの人生を歩むためのの道しるべとなるのです。
潜在意識と魂の記憶を呼び起こす
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちには潜在意識と顕在意識というものがあります。
私たちは、潜在意識のたった5%しか使えていないと言われています。本来であれば、この潜在意識に、自分の過去世の情報(カルマ)や今世の使命、そして未来や来世についての情報が残されています。
しかし、これらを引き出す力を「暗黒期」と言われる今の時代(インド哲学;カリ・ユガ、仏教;末法の世)の私たちは持っておりません。
そのことをアガスティア聖者は分かっていたので、この時代の私たちに向けた葉を残して下さったのです。
「本当の使命を楽しみながら果たして、魂が上達する人生を歩んで欲しい」という想いでアガスティア聖者は人生の多くの時間をかけ、未だ見ぬ未来の私たちのために一人一人の人生を導く内容をヤシの葉に書いたのです。
未来の会ったこともない人達のために、何日も何日も、その人の人生が良くなるように…と書き続けたのです。とても私には出来ません(汗)
そのようなアガスティアの聖者の愛がたくさんこもった葉でもあるのです。
葉をきいたその日から変化を感じる方も多くいらっしゃいますが、それは葉を通してアガスティア聖者のエネルギーに触れるからです。
アガスティアの葉と占いの違い
アガスティアの葉が他の占いなどと大きく異なる点は、「カルマの解消方法」や「具体的な解決策」が記されていることです。
たとえば13章・14章では:
- 自分の過去世のカルマの影響で、今起きている問題
- それをどのように解消すればよいか(儀式・お守りなど)
が語られ、悪いことを事前に避けたり、和らげたりする術を教えてくれます。
「病気にならずに済んだ」「仕事で騙されなくて済んだ」「離婚を回避できた」 といった声も多く、まさに魂の攻略本のような役割を果たしているのです。悪い出来事を軽減できる方法が他にあるでしょうか?
アガスティアの葉は占いではなく人生の道しるべ
アガスティアの葉は、単なる未来予知ではありません。
未来を知ることで、今を正しく生きる。 使命を思い出し、自分の人生を楽しむ。 そして、魂が上達する生き方へと導いてくれます。
アガスティア聖者は、何日も何日も、まだ見ぬ未来の私たち一人ひとりのために、その人生を想いながら葉を書き続けてくださったといわれています。
アガスティアの葉についてもっと知りたい方、リーディングをご希望の方は、公式LINEからお気軽にご相談ください。

オンラインで受ける場合の注意点
近年では、インドまで行かずにオンラインでアガスティアの葉を聞く方が増えています。非常に便利な方法ですが、いくつか注意すべきポイントもあります。
通訳者がタミル語→日本語で直接訳せるか?
多重翻訳(タミル語→英語→日本語)の場合、内容が薄まってしまいありきたりな内容になってしまうことがあります。
儀式代やお守り代の説明が明確か?
高額な費用をあとから請求された、というトラブルも報告されています。「年収」を聞かれたという事例もありましたが、アガスティアの葉に年収などの情報は必要ありません
安心してリーディングを受けたい方は、ぜひお気軽にLINEでご相談ください。

2023年4月には、改修工事中の南インドの寺院の1つで、地中から古代文字が書かれた銅板が大量に発見され、大変貴重な史料が見つかったと大ニュースになりました。
引用:https://www.facebook.com/Mauna.Thambiran.Swamigal/posts/pfbid0iT5LKh3JpsubcDZkkJTE1tGZeDbrpCjrQWVgbWEGETBovVJBWCQtTQBhA2iHqEB5l