アガスティアの葉=宗教?その実際を分かりやすく解説

「アガスティアの葉って宗教なんですか?」

そう聞かれることがあります。実際、宗教のように組織化されている団体もあるようです。

しかし、アガスティアの葉の本質は、そうした組織や信仰の枠を超えた、“本当の自分を思い出し、より良い人生を歩むための道しるべ”です。

この記事では、なぜアガスティアの葉が宗教ではないといえるのか、その背景や本来の意味についてご紹介していきます。

アガスティアの葉は宗教ではない理由

アガスティアの葉に関わるグループの中には、宗教的なスタイルや組織のような形を取っているところもあるようです。

しかし、それは“その団体の在り方”であって、アガスティアの葉そのものの本質ではありません。アガスティアの葉は、どの宗派にも属することなく、私たちを導いてくれるものです。

「組織に属さなければいけない」「特定の人の元でないとアガスティアの葉を聞くことが出来ない」ーそう思ってしまう方もいるかもしれませんが、そういうことは決してありません。

アガスティア聖者からメッセージは、特定の団体や特定の宗教を選んだ人だけに向けたものではなく、どんな場所にいても、どんな宗教であっても、葉を聞く方の“心の準備”ができていれば受け取ることが出来ます。

私が本当に大切にしたいのは、「葉に何が書かれているのか」「それをどう受け取るか」と言う部分です。
そして、そのメッセージを自分の人生にどう活かすか

それは、ご自身が内側で感じるものと、葉を読み終えたあとのサポートによって深まっていくものです。

ヒンドゥーの神々の名前は出てくるけれど、信仰は求められない

アガスティアの葉には、シヴァ神、ムルガン神など、ヒンドゥー教で知られる神々の名前がよく登場することは事実です。

これは、アガスティアの葉がインドという土地で、タミル語の伝統の中に生まれた背景があるためです。

それはあくまで文化的な表現であって、「この神を信じなければならない」という意味ではありません。

神さまは“外側”ではなく“内なる存在”として語られている

私たちは、「神さま」という言葉を聞くと、どこか遠くにいる存在、あるいは雲の上から見守っている存在をイメージしがちです。

しかし、アガスティア聖者やシッダ(完成者)と呼ばれる聖なる人々は、
「神は、あなたの中にいる」と教えています。

神とは、外側のどこかに探しにいくものではなく、すでに自分の内に在る魂であり、光であり、愛そのものという考えです。

日本でも、神社の本殿に鏡が置かれているのを見たことがある方も多いと思います。
あの鏡には、“自分自身を映し出すもの”という意味があります。

「鏡(かがみ)から“我(が)”を取ると、“神(かみ)”になる」とも言われますよね。

つまり、これはつまり、本来、神とは外にいる誰かではなく、自分自身の内に宿っている存在なのだということ。

インドの聖者たちが「神は内に在る」と伝えてきたように、日本でも昔から、同じように“内なる神”を大切にする感覚があったのです。

神のさまざまな側面

ヒンドゥー教や他の宗教には、たくさんの神々の名前があります。シヴァ神、ガネーシャ神、ムルガン神、ヴィシュヌ神、ラクシュミー女神……。それぞれの神に物語や性質があり、多くの人に親しまれています。

でも、アガスティア聖者たちが語る神の本質は、数ある神々は、“たったひとつの大いなる存在”の様々な側面を表したにすぎない、とされています。

たとえば、怒りを癒す神の側面、慈愛を象徴する女神の側面、知恵や勇気として働く神の側面―それらはすべて、私たちの内にある力の現れでもあるのです。

外側に祈ることやマントラを唱えることは、実は自分の内なる神(魂)の存在に気づくための“キッカケ”のようなものです。

拝む対象(外側に神格化された神)が重要なのではなく、祈りを通して自分の中にある神と繋がっていくことこそが、アガスティア聖者の教えの本質なのです。

だからこそ、どの宗教に属しているか、どんな神を信仰しているかに関係なく、アガスティアの葉は誰でも開くことが出来ます。
必要なのは、信仰ではなく「気づき」。
そして、神を“外”に求めるのではなく、“内なる神”と繋がって生きるという姿勢なのです。

アガスティアの葉は宗教が生まれる前からある

アガスティアの葉が記されたのは、今から約5000年前といわれています。
それはつまり、いわゆる「宗教」という枠組みが生まれるはるか昔の時代です。

たとえば、ヒンドゥー教が形を整えはじめたのは紀元前1500年ごろ。
仏教が成立したのは紀元前5世紀ごろ、キリスト教が誕生したのは紀元後1世紀ごろです。

それらの宗教が体系化されていく中で、人々は「神を信じること」「信仰のルールに従うこと」を通して心の拠り所を持っていきました。

しかし、アガスティアの葉に書かれているのは、「何を信じるか」ではなく「自分がどう生きるか」という本質です。

それは、宗教の形式が生まれるよりも前に、人がまだ自然と繋がり、星々の流れに耳を傾け、内なる声を頼りにしていた時代に根差しています。

アガスティア聖者をはじめとする聖者たちは、“本質的な真理”を感得した存在でした。
彼らが残した言葉は、どこかの宗教に属するものではなく、時代や信仰を超えて私たちの魂そのものに向けられた叡智なのです。

宗教ではなく“魂の道しるべ”としてのアガスティアの葉

アガスティアの葉には、過去の出来事やそれによる悪いカルマ、今世での使命、未来の方向性などが書かれています。

それは「信じなさい」と命じるものではなく、私たちが人生を楽しく“よりよく生きるためのヒント”として書かれているものです。

アガスティアの葉は、無理に何かを信じることを求めてくるものではありません。私たちの自由意志を尊重してくれています。

そしてこの葉は、皆さんの魂が準備できたとき、どんな人にも必要なタイミングで出会えるようになっています。

アガスティアの葉は、宗教ではありません。

どこかに所属しなければならないものでもありませんし、誰かに従うための教えでもありません。

アガスティア聖者は私たちの魂の脈を診て葉を書いたので、自分自身の魂のことが葉には記録されています。

つまり、アガスティアの葉は自分自身の中にある神とつながるための一歩なのかもしれません。

アガスティアの葉のサポートを無料で実施

私は日本人主宰として、これまで300件以上のリーディングをフォローしてきました。信頼できる現地のナディリーダー(葉を読む先生)や通訳者と連携し、タミル語→日本語に直接通訳できる体制を整えています。

また、葉を聞いた後に「どう行動すればいいのか」「どう理解すればいいのか」を迷わないように、インド哲学や魂の視点、ホロスコープの知識も取り入れながら、1人1人へ向けて個別に作成する資料と共にZoomで事後サポートを無料で行っています。

初めての方にも安心して受けていただけるよう、ご希望の方には事前相談も行っています。

もし「アガスティアの葉をオンラインで聞いてみたいけど不安…」という方は、ぜひ公式LINEからご相談ください。

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